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香川県善通寺市の総本山善通寺は、弘法大師(空海)の御誕生所としての由縁を今に伝えるお寺で、四国八十八ヶ所霊場の第75番札所でもあります。参拝の案内でよく目にするのが「戒壇めぐり」という言葉ですが、どんな場所で、どのように拝観するのでしょうか。
この記事では、総本山善通寺の公式サイトの「拝観時間・料金」「境内の見どころ」「お砂踏み道場」のページをもとに、善通寺の戒壇めぐりについて5つのポイントで整理します。後半の、初めて戒壇めぐりをするときの準備は、この記事の提案です。
※この記事は、2026年10月時点で総本山善通寺の公式サイトに掲載されている内容をもとにしています。善通寺は、宝物館の展示替や施設の保守点検、寺内行事の関係で休館になる場合があるとしています。出かける前に、公式サイトのお知らせを確かめてください。
善通寺の戒壇めぐりとは
精神修養の道場
善通寺の公式サイトの「境内の見どころ」では、戒壇めぐりは、まっくらな中を進んで自己を見つめなおす精神修養の道場と紹介されています。
中央は奥殿の真下
同じページでは、戒壇めぐりの中央は御影堂の奥殿の真下にあたると説明されています。
母君の部屋があった場所
御影堂奥殿のある場所は、佐伯家邸宅のあった時代には、弘法大師の母君の部屋があった場所と伝わっていると紹介されています。
| 項目 | 善通寺の公式サイトの説明 |
|---|---|
| 戒壇めぐり | まっくらな中を進んで自己を見つめなおす精神修養の道場 |
| 位置 | 中央は御影堂の奥殿の真下 |
| 奥殿の場所 | 佐伯家邸宅の時代に母君の部屋があったと伝わる場所 |
善通寺の戒壇めぐり 5つのポイント
1. 受付は御影堂内
「拝観時間・料金」のページでは、戒壇めぐり・宝物館拝観の受付窓口は、御影堂内(戒壇めぐり・宝物館拝観受付)と案内されています。
2. 拝観時間は午前8時から
拝観時間は午前8時~午後5時で、受付は午後4時30分に終了すると書かれています。
3. 宝物館とセット
戒壇めぐりと宝物館拝観はセットになっていると案内されています。「境内の見どころ」では、あわせて産湯井と寺宝を収蔵する宝物館が拝観できると紹介されています。
4. 料金は大人700円
料金は、大人700円、小人(小・中学生・高校生)300円と案内されています。20名以上は団体割引(2割引)料金になるとされています。
5. 休館日はないが休館の場合も
休館日はないとされていますが、宝物館の展示替や施設の保守点検、寺内行事の関係で休館になる場合があると書かれています。公式サイトのトップページでも、戒壇めぐりや宝物館の拝観休止のお知らせが掲載されることがあります。
5つのポイント早見表
| ポイント | 善通寺の公式サイトの案内 |
|---|---|
| 受付 | 御影堂内(戒壇めぐり・宝物館拝観受付) |
| 時間 | 午前8時~午後5時(受付は午後4時30分まで) |
| セット | 戒壇めぐりと宝物館拝観 |
| 料金 | 大人700円、小人(小・中・高校生)300円、20名以上は2割引 |
| 休館 | 休館日なし、展示替・保守点検・寺内行事で休館の場合あり |
東院と西院
2つの院に分かれた境内
善通寺の公式サイトでは、総面積約45000平方メートルに及ぶ境内は、「伽藍」と称される東院と、「誕生院」と称される西院の東西二院に分かれていると紹介されています。
東院(伽藍)
東院は、唐より帰朝した空海が大同2年(807)に建立したと伝える寺域とされています。本堂である金堂は、唐の長安・青龍寺の伽藍を模して建立されたと伝えられていますが、永禄元年(1558)の兵火によって、創建当初の伽藍諸堂は全焼したと書かれています。その後、生駒家、京極家といった讃岐の大名などの援助により再建が進んだと説明されています。
西院(誕生院)
西院には、もともと弘法大師の出身の佐伯家の邸宅があったとされています。鎌倉時代になり、その跡地に御影堂を中心とした「誕生院」が整備されたと紹介されています。
| 院 | 善通寺の公式サイトの説明 |
|---|---|
| 東院(伽藍) | 大同2年(807)に建立したと伝える寺域、金堂・五重塔など |
| 西院(誕生院) | 佐伯家の邸宅地跡、御影堂を中心に鎌倉時代に整備 |
| 境内 | 国史跡「讃岐遍路道」に指定 |
お砂踏み道場
四国八十八ヶ所お砂踏みとは
善通寺の公式サイトでは、「四国八十八ヶ所お砂踏み」とは、四国八十八ヶ所各霊場寺院の御本尊をお祀りし、各寺院より頂戴した境内のお砂をそれぞれの正面に敷き、それらを踏みながら礼拝していくものと説明されています。
楠の仏像
お砂踏み道場の仏像は全て楠から作られていて、3000人以上の寄進をあずかり、3年の歳月をかけて仏師・松本明慶により創作されたと紹介されています。
場所と時間
場所は遍照閣1階、時間は午前9時~午後4時、料金は無料と案内されています。お賽銭が必要な場合は、受付で両替(500円を5円100枚に)ができると書かれています。
| 項目 | 善通寺の公式サイトの案内 |
|---|---|
| 場所 | 遍照閣1階 |
| 時間 | 午前9時~午後4時 |
| 料金 | 無料 |
| 両替 | 受付で500円を5円100枚に |
堂舎の開扉時間
金堂
「拝観時間・料金」のページでは、善通寺は一年を通じて拝観でき、境内に入るための拝観料はないと案内されています。金堂(本堂)は午前7時~午後5時に開扉とされています。
金堂御守所
金堂御守所は午前8時~午後5時と案内されています。
駐車場
参拝者用駐車場は境内の西側にあり、最大350台収容で、普通車、マイクロバス・大型バスが利用できると書かれています。
境内マップで見られるもの
東院の主な場所
善通寺の公式サイトの境内マップでは、東院「伽藍」に、佐伯祖廟、五社明神、三帝御廟、法然上人逆修塔、足利尊氏利生塔などが示されています。
西院の主な場所
西院「誕生院」には、パゴダ供養塔、いろは会館、空海記念碑、ほやけ地蔵堂などが示されています。
ストリートビューで下見
境内マップのページでは、グーグルストリートビューで境内を回遊できる案内もあります。広い境内なので、出かける前に位置関係を見ておくと回りやすくなります。
売店の営業時間
「拝観時間・料金」のページでは、御影堂前売店は午前8時~午後5時、物産会館は午前9時~午後5時と案内されています。
| 院 | 境内マップに示されている主な場所 |
|---|---|
| 東院「伽藍」 | 佐伯祖廟、五社明神、三帝御廟、法然上人逆修塔、足利尊氏利生塔 |
| 西院「誕生院」 | パゴダ供養塔、いろは会館、空海記念碑、ほやけ地蔵堂 |
七ヶ所まいり
7ヶ寺を一日で巡拝
善通寺の公式サイトでは、古来より、四国八十八ヶ所霊場の第71番札所から第77番札所までの7ヶ寺を一日で巡拝する「七ヶ所まいり」という参り方があると紹介されています。
7ヶ寺と距離
7ヶ寺は、弥谷寺(第71番)、曼荼羅寺(第72番)、出釈迦寺(第73番)、甲山寺(第74番)、善通寺(第75番)、金倉寺(第76番)、道隆寺(第77番)で、距離は約16kmと案内されています。
色紙と御影
善通寺創建1200年を記念して「七ヶ所まいり」色紙が作られたと紹介されています。色紙(台紙)は600円、ご本尊・七福神彩色御影は各200円、弘法大師彩色御影は300円で、弘法大師彩色御影は善通寺御影堂のみで授与されると案内されています。
| 項目 | 善通寺の公式サイトの案内 |
|---|---|
| 札所 | 第71番~第77番の7ヶ寺 |
| 距離 | 約16km |
| 色紙(台紙) | 600円 |
| ご本尊・七福神彩色御影 | 各200円 |
| 弘法大師彩色御影 | 300円(善通寺御影堂のみ) |
写経会
月1回の写経会
善通寺の公式サイトでは、皆さまが気軽に写経できる機会として、月1回、写経会を開いていると紹介されています。日時は毎月21日の午前10時から、会場は遍照閣2階と案内されています。
持ち物
筆・墨汁などの用具は各自持参するよう案内されています。写経用紙・見本用紙は、善通寺で販売しているものを購入するか、持っているものを持参してもよいとされています。
当日の流れ
当日は午前10時から僧侶による御法楽と法話があり、会場は午前9時から12時まで利用できると書かれています。
初めて戒壇めぐりをするときの準備
ここからは、善通寺の公式サイトの案内をもとにした、この記事の提案です。
受付の時間から逆算する
受付は午後4時30分に終了すると案内されているため、ほかの札所や観光と組み合わせる日は、善通寺に着く時間を早めに考えておくと安心です。
休止のお知らせを確かめる
戒壇めぐりや宝物館の拝観が休止になる日もあるため、出かける前に公式サイトのお知らせを確かめておきましょう。
七ヶ所まいりと組み合わせる
七ヶ所まいりは約16kmと案内されています。戒壇めぐりと組み合わせる日は、善通寺での拝観時間も含めて、移動の手段と時間を前もって考えておくと回りやすくなります。
写経会の日に合わせる
毎月21日の写経会に参加するなら、午前中に写経会、そのあとに戒壇めぐりという回り方もできます。筆や墨汁などの用具は各自持参と案内されているので、忘れずに準備しましょう。
小銭を用意する
お砂踏み道場では両替ができると案内されていますが、境内で使う小銭を少し用意しておくと、参拝がスムーズになります。
よくある質問
戒壇めぐりの料金は?
大人700円、小人(小・中学生・高校生)300円で、宝物館拝観とセットと案内されています。
戒壇めぐりは何時まで?
拝観時間は午前8時~午後5時で、受付は午後4時30分に終了すると書かれています。
境内に入るのにお金はかかる?
境内に入るための拝観料はないとされています。一部施設では入場料等が必要と案内されています。
写経会はいつ?
毎月21日の午前10時から、遍照閣2階で開かれていると案内されています。
七ヶ所まいりの弘法大師彩色御影はどこで授かる?
弘法大師彩色御影は、第75番善通寺の御影堂のみで授与されると案内されています。
お砂踏み道場は有料?
遍照閣1階のお砂踏み道場は、午前9時~午後4時で無料と案内されています。
善通寺の戒壇めぐりは御影堂の奥殿の真下をめぐる道場
善通寺の戒壇めぐりは、まっくらな中を進んで自己を見つめなおす精神修養の道場で、その中央は御影堂の奥殿の真下にあたると紹介されています。受付は御影堂内、拝観は午前8時~午後5時(受付は午後4時30分まで)、大人700円で宝物館とセットです。出かける前に、公式サイトのお知らせを確かめましょう。