五大明王って誰のこと?不動明王の顔と剣、五尊の名前を東寺の公式解説から読み、仏像を見る一冊と次の参拝で確かめたいことを選ぼう!!

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お寺の仏像を紹介する写真に、剣を持って、炎を背にした顔がある。おだやかな仏さまを想像していたら、わあ、表情がずいぶん違うね!

説明には「不動明王」と「五大明王」。不動明王が五体いるの? それとも、五人の別の仏さま?

名前が続くところで迷ったら、まず五大明王を一つのグループとして見てみよう。不動明王・降三世明王・軍荼利明王・大威徳明王・金剛夜叉明王の五尊です。東寺の講堂では、不動明王を中心に四尊を配した五大明王が、立体曼荼羅の一部を構成しています。

今回は東寺の公式解説と文化遺産データベースを入口に、顔、手の持ち物、周囲の像を見る順番を考えます。参拝や書籍を実際に体験したレビューではなく、公開された説明をもとにした読み方の案内です。

次に仏像を見るとき、名前を全部覚えようとする前に「この手には何がある?」を一つ持てたら。その疑問から、説明板をもう少し楽しめる準備をしてみようね。

目次

五大明王は五尊のグループ。まず名前と読み方を一組にしよう

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五大明王の「五」は、まず五尊のまとまりを指す数字として見ます。ひとつの仏さまに五つの名前が付いている、と考えると、そのあと像の説明を追いにくくなるね。

最初は、名前を縦に並べてみよう。

不動明王は、ふどうみょうおう。降三世明王は、こうざんぜみょうおう。軍荼利明王は、ぐんだりみょうおう。大威徳明王は、だいいとくみょうおう。金剛夜叉明王は、こんごうやしゃみょうおうです。

文化遺産データベースの五大明王像の説明には、この五尊の名前と、不動を中心に四方へ配する関係が示されています。こちらの資料は、鎌倉時代の一幅の絵画についての解説です。彫刻の見方へつなげるときも、まず何の作品を説明しているページかを確認しよう。

読み方まで一度に覚えるのが大変なら、今日は不動と大威徳の二つからでもいいよ。名前を見て声にできると、現地の説明と手元のメモを合わせやすくなります。残りは次に気になったとき、同じ欄へ書き足せます。

「五大尊」と書かれた資料もあります。

先ほどの文化遺産データベースは、五大尊を五大明王として説明しています。別の呼び方が出てきたら、知らない六人目が増えた、と急がず、資料が何をまとめて呼んでいるかを読む。語の対応を見つけると、名前の渋滞を少しほどけるね。

もう一つ、「明王」と「天」は分けておきたいところです。どちらも迫力のある姿があるので、顔が怖いという第一印象だけでは分類が決まりません。像の名前と、その堂がどう説明しているかを合わせます。

メモの一行目に、寺院名・堂名・像名を置く方法がおすすめです。「東寺・講堂・不動明王」と残したら、別のお寺で見た不動明王の話が出てきても、どちらの説明を読んでいたか戻れます。名前が同じで、作品も同じだと考えないための目印です。

東寺の講堂を調べる日は、五尊の名前に加えて「不動明王を中心にするグループ」と一文で残そう。全部の手や足を数える前に、まとまりが分かるだけでも、何を見ようとしているかが具体的になります。

購入候補の『やさしい仏像の見方』は、出版社の公開目次に、不動明王と五大明王の項目がある本です。まず名前を整理して、そこから図や解説へ進みたい人が、内容を確かめる入口として選べます。

不動明王の顔と二つの持ち物。怖さだけで終わらせず見てみよう

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東寺の「天、菩薩、明王、如来」では、不動明王の右手に宝剣、左手に羂索、背後に火焔があると説明されています。羂索の読み方は、けんさく。見慣れない漢字から始まったら、まず手の持ち物の名前なんだ、と受け取ってみよう。

目を向ける場所が、三つできたね!

顔を見る。右手の剣を見る。左手の羂索を見る。最初から像の隅々を覚えるより、何を見るかが決まっていると説明を読み直しやすいです。写真で調べる場合も、作品名を確かめ、その説明が扱う像と写真が対応するかを見よう。

ただし、右手という言葉は像自身の右手です。正面から対面する人の右側と、そのまま重ねないでね。向きで迷ったら、先に作品の名称と全体の姿を確認し、説明文の主語へ戻ります。写真の切り抜き一つで、左右を決めてしまわないようにします。

怒りの表情を表す「忿怒」という言葉も出てきます。読み方は、ふんぬ。仏像の説明でこの語を見たら、個人的に機嫌が悪い人物の肖像を読むように考えず、宗教的な姿の意味を解説と一緒にたどりたいところです。

東寺は、恐ろしい姿の明王たちを、大日如来の化身として説明しています。その姿と剣には、人を救おうとするあり方が示される、という寺院の解説です。怖い顔だから、近づく人を単に追い払う像なのだ、と一つに決めないでね。

新潮社の書籍紹介にも、明王の怖い顔を問いとして取り上げ、担当編集者の説明で、人を救うための必死の表情として読む考え方が紹介されています。こちらは出版社による本の案内です。本文を読了した感想としてではなく、何の疑問から学べる本なのかを知る材料にします。

子どもと見るなら「怖くないから平気」と感情を消させるより、どこが気になったかを聞く提案もできます。顔なのか、炎なのか、手に持ったものなのか。それが分かれば、解説を一つずつ確かめる場所ができます。

見た姿への感想と、寺院が説明する意味は、二つとも残せます。自分は迫力を感じた。一方、公式には人を救う姿として説明されている。その二つを一行ずつ書くと、あとで誰かに話すときも、自分の感想を教義そのものとして広げずに済むね。

仏像を知ることが、実際の真言や修法の手順を身につけることになるわけではありません。今回の入口は、像の姿を読み、何を寺院へ聞きたいかを見つけること。実践を学びたい段階は、寺院や指導者の案内へ進もう。

剣を持つ像は全部明王?持国天との違いを東寺の説明で読む

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剣を持っている像を見つけたら、不動明王だと名前を付けてよいのかな?

ここで、もう一つの像も見てみよう。

東寺の公式解説には、持国天の剣と明王の剣を比べる説明があります。持国天の読み方は、じこくてん。持国天は、増長天・広目天・多聞天とともに四天王と呼ばれる守護神として紹介されています。

剣を持つという一つの特徴だけだと、この違いを飛ばしてしまうんだね。

東寺は、持国天の剣を片刃、明王の剣を諸刃として説明し、刃の向きから意味を述べています。諸刃は、もろは。外へ向く刃だけでなく内へ向く刃もある、という説明を読み、人を救う明王のあり方へ結び付けています。

これは東寺が示す読み方として受け取ろう。仏像に剣があるかどうかを、戦う強さの順位へ置き換える必要はありません。何を持ち、その寺院がどんな意味を説明しているかを見ると、名前を当てるだけの見学から一歩進めます。

現地で剣の刃がはっきり見えない場合もあるでしょう。見えなかったから、説明に合わない像だと急いで判断しなくて大丈夫です。近づける範囲や展示の照明を守り、現地の表示と公式資料を頼りに確かめます。仏像へ触れたり、立ち入り範囲を越えたりして数える方法は取りません。

読書では、目次から二つの項目へ戻る方法があります。『やさしい仏像の見方』の公開目次は、明王の章に不動明王・五大明王など、天部の章に四天王などを並べています。いま気になった持ち物を手がかりに、どの種類の説明を読むか選べる候補です。

本を選ぶ時点では、実際の本文でどの像の写真が何ページに載るかまでは、この紹介だけで決めません。公開目次に項目があることと、自分が調べたい作品の写真が必ずあることを分けて確かめてね。特定の一尊を詳しく知りたいなら、その寺院の図録なども別に検討します。

メモなら、「持国天・四天王・天部」と「不動明王・五大明王・明王」を横に並べる。名前の中にどちらも強そうな言葉があるけれど、グループは違う。そのことが見えれば、次に解説を読む場所も選びやすくなります。

見分けるための最初の質問を一つだけ持つなら、「剣を持っている以外に、何と説明されている?」がおすすめです。手の一部分から全体へ、全体から名前へ。目を戻す順番を用意すると、先ほどの不動明王も別の角度で見たくなるね。

五尊の周りと作品の種類も見る。絵画の配置をそのまま堂へ移さない

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一尊の顔や持ち物が気になったら、今度は少し全体へ目を戻そう。

東寺の立体曼荼羅の説明では、講堂に大日如来を中心とする二十一尊を配した構成を紹介しています。五智如来、五大菩薩、五大明王、さらに四天王・梵天・帝釈天というまとまりです。

五大明王だけで講堂の像が全部になるわけではないんだね。

大日如来に対面したとき、右側に五大菩薩、左側に五大明王という位置関係が公式に説明されています。先に不動明王を見て、周囲へ目を向ける日も、中央の大日如来を確認してから明王のまとまりへ行く日も、自分の疑問から順番を決められます。

今回の目的は五大明王を読むことなので、中央の像の印相を全部覚える計画を足さなくてもいいよ。全体の中にどこで五尊がいるかを見て、それから気になる一尊へ戻る。全ての名前を急いで集めるより、何を確かめたいかを一つ残す見方です。

一方、文化遺産データベースで紹介した五大明王像は、一幅に描かれた絵画です。そこに書かれた画面の右下・左上などの配置を、そのまま東寺講堂の見学ルートへ当てはめないでね。同じ五尊を扱う資料でも、作品の形と、解説が指す場所を確認します。

仏像の姿へ興味が広がったら、別の文化財の解説も入口になります。醍醐寺の五大明王像のうち大威徳明王についてのデータベースは、六面六臂六足で水牛に乗る姿を説明し、東寺講堂像と大略一致するとしています。

六臂の「臂」は腕を表す言葉です。顔、腕、足の数と、何に乗っているか。こうした姿の説明が、像を見直す手がかりになるんだね。ここでは醍醐寺の作品解説を読んでいると押さえたうえで、比較に東寺の名前が出てくる部分を追います。

「大略一致」は、全てが同じ像という意味ではありません。作られた時期や作品そのものを一緒にしてしまわず、資料が何の特徴を比べているかを見る。細部を確認したいなら、その作品の写真と解説が対応する資料へ進みます。

次に大威徳明王の写真や展示を見るなら、水牛の上へ目を向けてみよう。そこから腕と足の形を確かめる。解説を読み、「次は水牛と腕の数を見たい」という疑問を持って見る提案です。分からない部分が残っても、次に見る場所が決まれば、十分に続きへつながるよ。

ネットで像を調べるときは、寺院名と像名を一緒に入力し、結果を開いて作品の名称へ戻ります。五大明王という共通の名前だけで写真を集めるより、自分が読んでいた解説に戻れる形にする。これなら、別の作品へ興味が広がっても、元の五尊を見失いにくいね。

一冊は目次で選ぼう。次の参拝へ持っていく疑問は一つでいい

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仏像の本を選びたくなったら、いまの疑問を目次へ合わせてみよう。

今回の候補は、西村公朝・飛鳥園による『やさしい仏像の見方』です。新潮社の書誌では、とんぼの本、A5判、144ページ、ISBN9784106021022と案内されています。

公開目次には、不動明王・五大明王・明王の着付のほか、五智如来、印相、四天王、持物などの項目があります。顔から興味が始まった人も、手に持ったものから調べたい人も、知りたい内容と項目を照合する材料になります。

一冊を最初から順に読むのが好きなら、その進め方で。まず五大明王の名前を整理したいなら、該当する目次を起点に開く方法も考えられます。どちらが正しい読書かを決めるより、いま気になった一つへ戻れる本を選ぼう。

出版年は2003年です。仏像の学びに使う本として検討することと、寺院の現在の拝観日時や特別公開を調べることは、それぞれ確認先が違います。旅の予約へ進むときは、寺院の最新の公式案内を見てね。

販売ページで照合したISBNは同じですが、ページ数の表示は143Pでした。本文と書誌の数え方の差まで確認していないので、この記事の書誌は出版社の144ページに合わせています。似たタイトルの別の本へ進まないため、注文時は著者とISBNまで見よう。

中古や電子版を選ぶ場合も、販売形式と商品の状態を確認します。今ある販売商品がどの形式かは、店の案内へ。写真とイラストが紹介されている本でも、手元の端末や紙の版でどう読みたいかは、自分の使い方から考えられます。

参拝へ持っていく疑問は、たくさん増やさなくて大丈夫です。「不動明王の左右の手は何を持っている?」「持国天はどのグループ?」「五大明王は全体のどこ?」。今日はこのうち一つを選べたら、その一つから始めよう。

質問できる機会があるなら、寺院が案内する法話や学習の場などで、資料名と分からなかった言葉を添える方法があります。いつでも職員へ長い説明を求められるとは考えず、案内された機会を利用してね。

五尊の名前を完璧に暗記してから、お寺へ行く必要はありません。写真の怖い顔で止まったところから、手へ目を移せるようになる。剣を見たら、像の名前を確かめたくなる。説明を読むたびに、見る場所が一つ増えるんだね。

次の一冊を開く前に、紙へ「不動明王・右手の剣」と書いてみようか。そこから左手へ、周囲の四尊へ、講堂全体へ。自分が気になった入口を持っていると、知らない名前が並ぶ場所にも戻れます。次に見る一尊が、ちょっと楽しみになる準備をしていこうね!

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この記事を書いた人

宗教文化への敬意を大切に、歴史や用語、寺院文化を資料に沿って紹介する編集部です。

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